東京都
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「澤の屋の“おもてなし”」動画公開記念!澤さんに取材してきました

東京都は、街なかで困っている外国人を見かけた際などに積極的に声をかけて手助けする「外国人おもてなし語学ボランティア」を育成する講座を開催し、これまで5万人以上の方にご受講いただきました。
この講座は、台東区谷中にある澤の屋旅館でのおもてなしを紹介する動画から始まります。講座を受講された方しか見ることができなかった動画ですが、おもてなしの心をさらに広げていくため、また、「もう一度見たい」という受講者からのリクエストにお応えして、動画を公開することにしました。
さらに、公開に合わせ、澤の屋旅館の澤 功(さわ・いさお)様にお話しを伺いました。

おもてなしのヒントがたくさんつまっています。ぜひご覧ください!
(写真 右:澤功さん 左:澤新さん)

■動画はこちら↓
東京動画:http://tokyodouga.jp/o-qjhfutnwo.html
YouTube:http://www.youtube.com/watch?v=O-QJHfuTnwo



「おもてなし」は、まず相手の気持ちを汲みとろうとすることから 

これまで多くの方が澤さんのメッセージに心打たれ、勇気づけられたと励みにされています。改めて、澤さんが大切になさってきた「迎える心」とは?

うちに来ている外国のお客さんに、フランスの方でもドイツの方でも、フランス語やドイツ語など自国の言葉で話しかけられたことは今まで一度もありません。小さい宿の主人がフランス語などを話せると期待していない。実際195か国もの言葉を覚えられる訳はないし、正確な文法通りの会話をしようと思わなくても良いのではと思っています。

私としては、相手の要望は何か、わかってあげる、助けてあげようとする気持ちがあれば、言葉はそんなに必要ではないと思っているんですね。言葉ができれば、それに越したことはないでしょうが、言葉ができなくても、迎える心というか、「何に困っているんだろう」と相手を知ろうと思う気持ち、そのほうが大切なのではないでしょうか。

澤の屋と街の人が直接つながり、お世話に

新型コロナウイルスの影響により、外国人観光客が大幅に減り、苦労されていると思いますが。

澤の屋は、泊りと朝食のみなので、それ以外は地図を渡して街の中で全部やってもらうということでやってきました。外国からのお客さんがいなくなってしまった今、今度は街の人たち、地域の人が澤の屋を助けてくれています。これまで長い間、外国の人を通して澤の屋と街の人とはつながってきましたが、今は、澤の屋が直接街の人とつながり、お世話になっています。

4月から、日帰り入浴とテレワークのための部屋の貸し出しもはじめました。国内外から励ましのメッセージをいただき、周辺地域・都内の方々が泊まりにきてくださっています。街の人たち、みなさんに助けられていることを感じています。


コロナにも負けない ~希望を絶やさず、前向きに~

ボランティアの皆様にメッセージをお願いいたします。

澤の屋も前に向かって動き出しています。海外のお客様から来年の予約も入り始めました。新型コロナウイルスもいつか収まって、外国の方がいっぱい日本に戻ってこられる日が必ずくると思いますので、その日まで一緒に頑張りましょう。私も83歳を迎えましたが、これからも元気な限り頑張っていきたいと思います。

(取材:令和2年6月29日)

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